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「第26回 鹿児島県作業療法学会」を実施しました。

平成27年3月15日(日)に第26回鹿児島県作業療法学会を開催しましたので報告します。

「第26回 鹿児島県作業療法学会」

テーマ 『受け継がれる作業療法 ~形のない「経験」伝えるべき事を考える~』
日時 平成27年3月15 日(日)10:00~16:00
会場 鹿児島大学医学部鶴陵会館
参加者 会員153名、他職種(理学療法士)3名、学生12名、計168名

|学会概要
今回、神村学園専修学校の渡裕一氏を学会長にお迎えし、『受け継がれる作業療法』~形のない「経験」伝えるべき事を考える~という学会テーマのもと第26回 鹿児島県作業療法学会を開催しました。
当日は足元の悪い小雨の降る中、会員153名、他職種(理学療法士)3名、学生12名、計168名の大勢の方が参加されました。
 学会長挨拶
特別講演は、「セラピストのためのクリニカルクラークシップ(以下、CCS)研究会 代表」の中川法一先生(医療法人 増原クリニック 副院長)をお招きして、テーマ『人材育成のための効果的な指導方法のすすめ』についてお話を頂きました。講演ではCCSの理論・方法等の基本的な考え方やセラピスト実習の特徴、学生やバイザーの特徴などを中心にお話頂きました。

特別講演:中川法一氏
ランチョンセミナーでは、熊本県の向陽台病院の浦田健太郎先生(作業療法士)、鹿児島県曽於市の高原病院の濱田浩樹先生(理学療法士)、垂水中央病院の園田耕一先生(作業療法士)の3人をお迎えしました。テーマは『CCSの実践と展望』として、シンポジストの各先生方の病院でのCCSの取り組みを話して頂き事例検討を行いました。

フロアディスカッションの様子ランチョンセミナー

演題発表では20演題の内、ルーキー枠2演題、「事例報告」読み換え希望5演題がありました。現職者共通研修受講の「事例報告」に読み替え希望5名、全て教育部による事 例報告の要件を満たしており読み換え決定となりました。
今回は、テーマ指定演題として、後進育成としての『学生指導』及び『新人教育』に関連した演題が、鹿児島県内の作業療法学科を持つ各養成校の先生方1名ずつ計5演題の発表をして頂きました。
発表後のフロアディスカッションは、最近では定着しつつあり参加者も多く、演者との活発な意見交換が数多くなされておりました。
学会ブース
展示・ブースでは、例年出展の(株)九州神陵文庫鹿児島営業所、(株)カクイックスウィング、リバティウェルネス株式会社、3社に加え今回は、有限会社 リハシップ あい、株式 会社 ユニティの2社に出展して頂きました。例年に増して活気が見られ、数多くの作業療法士が真剣に展示・ブースにて話を聞いていました。

全体的に見て、例年になく終始多くの会員の皆さん方に参加を頂き、活気のある学会に出来たと思います。次年学会も内容は企画中ですが、参加者が演者や発表者と意見交など多くの交流が持てるよう学会運営に努めていきたいと思います。

総合責任者 秋元秀徳