平成29年度九州作業療法士会長会主催合同研修会 リーダー育成研修会のご案内
昨今、震災や大洪水といった災害が続いており、メディアにおいても特集されており、災害について考える機会がふえているのではないでしょうか。九州地区におきましても、平成28年に熊本県、大分県での地震、平成29年に福岡県、大分県での九州北部豪雨と災害が発生し、災害がより身近に感じられるようにもなっています。
実際に災害が起きた場合、私達作業療法士には何ができるのでしょうか。支援を行う立場、支援を受ける立場、どちらにおいても現場で動くことは容易なものではないと考えられます。
今回の研修会では、「災害対策」をテーマに、一日目は災害対策の基礎を実際に災害現場で支援まで行われている長崎リハビリテーション病院の淡野義長先生からご講義を頂きます。また、実際の現場での活動について「現場での支援者・受援者の立場から」ということで大分リハビリテーション支援センターの佐藤友美先生より実際に災害現場で支援をされた経験談を御講義して頂く予定です。2日目には両先生を中心に、演習を行い現場での活動をイメージできるようになっていけたらと考えております。
領域にかかわらず、いつ発生するか予測できない災害に対する対策の知識と現場で動くためのヒントを学ぶことができると考えております。多数のご参加をお待ちしております。
◆主催:九州作業療法士会長会
◆内容:第一日 平成30年2月11日(日)14:30~18:00(13時30分受付開始)
テーマ「災害対策における基礎を学ぶ」
「九州北部豪雨での直接支援活動・本部運営/被災当事者として」
第二日 平成30年2月12日(月)9:30~12:30(9:00受付開始)
テーマ「災害対策実践演習」
講 師 淡野 義長 先生(長崎リハビリテーション病院)
佐藤 友美 先生(湯布院病院/大分リハビリテーション支援センター)
◆会場:医療福祉専門学校緑生館 視聴覚教室 〒841-0074佐賀県鳥栖市西新町1428-566