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公開講座

鹿児島県作業療法学会公開講座

JASRAC許諾第J211030341号

日時
2021年11月13日(土)18時00分~20:00
オンラインにて実施します。
ご自宅等からスマートフォンやタブレット、パソコンで視聴可能です。
年齢問わず御視聴頂ける内容となっております。

 

あきらめない心と作業療法 義手(失った片腕)が与えてくれたもの

~看護の仕事と水泳とバイオリン~

作業療法とは、その人がしたいと思う、日常生活の中での活動(作業)をとおして、それを実現させるにはどうしたらよいかを作業療法士が患者さんや利用者さんと一緒に考え、たとえ病気や障害から介護が必要になったとしても日常の生活行為や趣味、社会活動など作業活動に積極的にかかわることにより「ひとは作業することで元気になれる」という観点から支援をしています。

 

「あきらめない心と作業療法」

事故で片腕を失った伊藤真波さんが「伊藤さんらしさ」を取り戻した「作業」である、バイオリンの演奏をしていただきます。
さらに、演奏後の座談会では、作業療法士が義手というツールを使って、「伊藤さんらしさ」を取り戻すに至った働きかけについて紹介いたします。

このことを通して、作業療法士は、障害のあるなしに関らず、みんなが共に生活していける社会を作るために必要な職業であることを、みなさまに広く知っていただきたいと思います。

 

作業療法とは

作業療法士は,その人がしたいと思う作業(生活行為)を実現するために,その人と共に考え,共に取り組む医療専門職です.病気や障害があってもしたい作業(生活行為)を実現するためには,『あきらめない心と作業療法』が必要です!

私たち作業療法士は,「人は作業をすることで元気になれる」の観点を大切にして生活支援をしています.また,障害のあるなしに関わらず,みんなが共に生活していける社会を作るために作業療法が必要であることを,皆さまに広く知って頂きたいと思います.

 

あきらめない心

伊藤さんは,看護師を目指していた20歳の時に,右腕を失いました.バイクで実習施設に向かう途中での交通事故でした.「看護師になる夢すべてをあきらめなければならない.バイオリンも水泳もできない.」絶望の日々を送っていました.しかし,厚生労働省は上肢切断が看護師の欠格事項とはならないとの判断をし,そして,兵庫県立リハビリテーション中央病院で作業療法を開始しました.

できる!が増えていく日々.日常生活が自立した!水泳をしにプールに行けた!看護師になれた!作業療法士の「やってみよう」がバイオリンを弾く力をくれた!

伊藤さんは言います「作業療法で気持ちが前向きになれた」そして,「あきらめない心で今の私がここにいる!」

 

伊藤真波さんからのメッセージ

私は17年前に交通事故で右腕を失いました.それまでは当たり前に鉛筆を持ってレポートを書き,箸を持ち友達と一緒にお弁当を食べ,おしゃべりしながら自転車に乗り登下校をし,可愛くなりたいと必死ながらに化粧をし,当時の私は「当たり前が当たり前にある生活」を送っていた20歳の看護学生でした.右腕は治療の甲斐も無く腐敗し,毎日動かなくなっていく腕に失望する日々でした.復学が決まり,休学の期間に義手を作らなくてはいけないことになり兵庫県立リハビリテーション中央病院に行きました.最終的に「腕を切断する」ことも,「看護師になるための義手を作る」ことも自分で決めたはずなのに,始めのうちは心がついていかず,ただ毎日,下を向いて生きているだけでした.しかし作業療法士の先生方はそんな私の気持ちを知ってか知らずか,無理に私と義手をくっつけようとはしませんでした.それどころか自分の好きなことばかりさせてくれて,「水泳がしたい」と言い出した私を応援して下さいました.次第に私の心も変わっていきました.自分でできることが増え,遠ざかっていた「義手製作」に取り組めるようになりました.

看護師の私も,バイオリンを弾く私も,泳げる私がいるのも,全て私の「やってみたい!」想いを作業療法士の先生方が尊重して下さったおかげなのです.誰一人あきらめなかったから私は今笑顔で毎日前を向いて生活できています.

 

柴田八衣子(作業療法士)からのメッセージ

 伊藤さんの作業療法の関わりで,大切にしていたこと

入院当初は,伊藤さんが何を考えているか,何を感じているかをできるだけ深く読み取るよう配慮していました.20歳の若い女性が,作業療法に直向きにがんばる姿勢の中に,様々な葛藤があるのだと感じました.無理強いはせず,彼女の真の意向に沿えることは何なのかと絶えず考えていました.

装飾義手の製作,水泳を再開すること,能動義手のシステムのバージョンアップ,バイオリン用の義手の製作など,作業療法士として,伊藤さんの力を信じて一緒に挑戦することが私の楽しみでもあり,成長でもありました.

 作業療法士としてあきらめなかったこと

伊藤さんがどうしてもやりたいことや思っていることに対して,彼女の残存能力を最大限に活かして,そして,作業療法士としての「できる見通し」を立て,一緒に挑戦してみようという気持ちでした.そして,その挑戦に対して,時期や取り組むタイミングを計りながら着実に基盤づくりをすすめ,「やりたいこと」を達成することだと思います.そのために,主治医や義手を製作する義肢装具士,バイオリン教室の先生など,本当に多くの人に協力をお願いし,その力に支えられながら進めてきました.

大切なのは,作業療法士としての「できる見通し」を信じて,最後まで粘り強く,一緒に取り組むことでしょうか.

 

バイオリン演奏

今回の公開講座にて,伊藤さんにはバイオリン演奏を頂きます.

伊藤さんの奏でるバイオリンをぜひお楽しみください!

 

テーマ 作業療法公開講座
目的 笑い×介護!!~介護エンターテイナーが元気で笑顔になる方法をお伝えします~
講師

石田竜生(作業療法士/介護エンターテイナー)

日程 令和2年9月27日(日)午前10時~11時
参加費 無料
備考 詳細はこちら↓

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「令和元年度 鹿児島県がん診療連携拠点病院機能強化事業 市民公開講座」のお知らせ

テーマ がんについて学ぼう~最新 鹿児島県のがんゲノム治療~
対象者 先着250名(事前予約不要)
日程 令和元年11月2日(土) 13:30~16:00
参加費 無料
場所 鹿児島県医師会館4階 大ホール
備考

詳細はこちら↓

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鹿児島県作業療法士協会 公開講座のご案内

テーマ

作業療法士(OT)による集団活動  

楽しく効果を上げる活動にするために

内容 病院や施設で集団活動を行うとき”ネタがない””マンネリ化している”などと思われている方はいらっしゃいませんか?いつも行っている集団活動も集団の基本的な切り口(視点)を知ることで新たな気持ちでできるかもしれません!当日は集団活動の治療的な意味と集団についての段階をお話し、どこでもあるような材料にひと工夫加えて皆さんに集団活動を体験していただき、一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと考えています。
講師

柳田 信彦 (作業療法士 会員番号 3646)

鹿児島大学医学部保健学科 作業療法学専攻(臨床作業療法学) 助教

開催日時 平成27年10月4日(日)10:00~11:30(9:30より受付)
場所

鹿屋市 社会医療法人 鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院

住所:鹿児島県鹿屋市新川町6081-1

付記事項 定員60名(分野不問、申込〆切は平成27年9月18日(金)で先着順)
ポイント 2ポイント付与(作業療法士)
受講費

一般市民・他職種・作業療法士 会員 無料

作業療法士会 非会員 10,000円

申込  

および

お問い合わせ先

 社会医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院

TEL:0994-40-1111

FAX:0994-40-1121

申込先アドレス: kanoya_shimamoto@yahoo.co.jp    島元 智浩

申込方法

メールの件名に「公開講座申込み」と入れ、本文に

①作業療法士会会員番号(会員以外は不要)、②氏名、③所属、④経験年数を記載し、上記アドレス宛にお申し込み下さい。

定員超過の場合のみご連絡いたします。

なお、当日会員の方は会員証(または県士会会費振り込みが確認できる領収書)と手帳を持参し、受付で提示してください。上記、準備できなければ、参加不可となりますので、ご注意ください。

 

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