鹿児島大学大学院医歯学総合研究科(修士課程)医科学専攻令和5年募集
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科(修士課程)医科学専攻令和5年募集
詳しくは、下のチラシをダウンロード
令和4年度(期)学術部-研究支援事業 課題研究助成の募集要領
目的
鹿児島県作業療法士協会員の研究活動の支援を目的とする。
研究は,作業療法の効果(成果)に関連する自由課題とし,作業療法の実践業務に従事する者を対象とする。
研究(自由課題)
課題
作業療法の効果(成果)に関連する研究で,会員(研究者)が独創的・先駆的な発想に基づき実施する研究課題を助成する。
研究内容
実現可能性が高く,作業療法の前向きな介入研究(prospective study)であり、作業療法の効果を示す研究が望ましい。
ただし,作業療法の効果を検証する内容であればこの限りではない。
研究期間および研究費、採択件数
最長2年間(原則3年間内で学会発表または鹿児島県作業療法学会にて発表・報告する)
1テーマ10万円未満とする。
募集期間
令和5年1月10日〜令和5年3月31日(消印有効)
審査過程
- 一次審査:応募書類は審査評価チェック表を用いて選定する。
- 二次審査:研究助成審査会が課題を審査・推薦し,理事会で研究助成の採否を決定する。
募集要項をダウンロード
令和4年度 学術部研究支援事業-課題研究助成の募集要項(PDF)
応募資格
鹿児島県作業療法士協会員(原則県協会歴連続3年以上であり、令和4年度会費を納めていること)
*2回目以降の応募者の場合運営会議にて協議する。
応募方法
応募者は次の応募書類を本ページよりダウンロードし,必要事項を記入のうえ,募集期間中に文末の問い合わせ先までメールにて送信する。
応募書類
1.令和4年鹿児島県作業療法士協会課題研究助成計画書(様式1)
研究課題名,研究期間,研究組織,研究費申請額,研究目的,研究方法について別紙「課題研究計画書作成上の留意事項」および「課題研究助成金の対象科目」に基づき記入する。
2.倫理審査結果がわかる関係書類の提出
同意書・同意説明文書・倫理審査結果報告書(複写)をそろえて提出する。
※当該施設で倫理審査を受けるための倫理審査申請書は当該施設の書式を使用するか、資料を参考に作成する。
3.同意書・同意説明文書
研究に参加する対象者または代諾者より同意を得る必要がある場合は,資料を参考に同意書と同意説明文書を作成し添付する。
様式ダウンロード
1.鹿児島県作業療法士協会課題研究計画書(様式1)(Word:22KB)
※研究実施承諾書
研究助成が決定された後に,研究責任者(または研究実施者,共同研究者)は,当該施設(機関)より臨床研究を実施する許可を得て「研究実施承諾書」を提出する。
なお,施設の実施する倫理審査会の承認を受ける場合は,判定結果(複写)を提出する(この場合は「研究実施承諾書」を提出する必要はない)。
成果報告
研究者は研究が終了となる年度の末までに次の書類を提出する。
- 課題研究成果報告書(様式2;研究の目的,方法,結果・成果の概要を記す)
*学術誌「作業療法鹿児島」に投稿した場合はその写しでも可能。 - 研究費会計報告書(様式3;実際の支出額を報告し,領収証等を添付する)
研究成果は学会発表または鹿児島県作業療法学会で発表または報告され,なお報告終了後1年以内に学術論文「作業療法鹿児島」として投稿すること。
注)研究の学会や論文での成果報告を行わなかった場合、助成金の返却を求める場合がある。
著作権とデータの二次的使用
課題研究実績報告書・掲載論文等の著作権(著作人格権,著作財産権)は報告者(著者)に帰属するものとする.また,鹿児島県作業療法学会や県協会が公益事業に役立てるために行うデータの二次的使用と,実績報告書・掲載論文の転載許諾の権利については,報告者は,県協会へ譲渡するものとする。
書類送付先・問い合わせ先
【学術部 研究支援事業 課題研究助成制度担当】
川内市医師会立市民病院 持永博幸
メールアドレス:mohiro88@gmail.com
電話番号:0996-22-1111
九州作業療法学会 2023 in 鹿児島
九州作業療法学会 2023 in 鹿児島 ホームページ開設しました。
演題募集も開始しています。
期間;2022年11月1日~2022年12月20日
九州作業療法学会 2023 in 鹿児島チラシ☟
鹿児島県作業療法学会オンデマンド配信★第三弾★
令和4年8月27日~28日に行われました公開講座のオンデマンド配信を開始致します。m3.com(視聴には登録が必要です)での期間限定配信となります。ぜひご覧下さい!
公開講座:仲間 知穂 氏
YUIMAWARU株式会社 代表取締役
こどもセンターゆいまわる代表
学校・地域・家庭のチームでつなぐ届けたい教育
現在日本の教育は人々の多様な在り方を相互に認め合える共存社会の実現に向け「インクルーシブ教育」に取り組んでいます.インクルーシブ教育の目的は,人々の多様性を尊重し,障がいのある者もない者も共に学ぶ中で,すべての子どもが様々な能力を最大限発達できることです.そして,その成長が自由な社会に効果的に参加することを可能とすることであり,その実現には,教員だけでなく様々な専門家の連携と,学校と家庭と地域のチーム構築が求められているのです.
現在学校での心理士,社会福祉士といった専門家の関わりは知られておりますが,作業療法士(以下,OT)もまた,今後学校に必要な専門家として役割を担う必要があります.その理由の一つに,OT の作業に焦点を当てるという多職種にはない視点と,作業遂行を拡大するという専門的技術の活用があります.
こどもセンターゆいまわる(以下,ゆいまわる)は子どもがしたいこと,先生や保護者が期待したいことなどクライエントの作業を「届けたい教育」とし,その作業の実現のためのコンサルテーションを行っており,これまでの実践では,家庭と学校が安心して協働的に子どもの成長を支えるチームづくりや,対象児だけでなく共に育つクラスの子ども達にも教育的影響を与えることを可能にしてきました.その他にも,先生のエンパワーメント,親の安心,公平な教育の機会の提供などの効果につながり,学校に OT が関わることが教育機関や行政に理解されていき,学校作業療法はメインストリームになりつつあります.
現在,福祉型児童発達支援センターとして,福祉サービスの形態だけでなく,市町村とコラボレーションによる学校作業療法が始まっています.今回,ゆいまわるが行っている学校作業療法を紹介させていただくと同時に,OT だからこそできる学校作業療法の魅力と可能性についてお伝えできればと思っております.
教育講演:岩根 達郎 氏
京都府立洛南病院リハビリテーションセンター
専門作業療法士(精神科急性期)/精神保健福祉士
生きづらさのある人の理解と作業療法
作業療法は人々の健康と幸福に寄与する職である.様々な疾患や障害,困難さのある人を対象に,その人がより良く生きようとすることへ作業という視点で関与する.近年の臨床では「生きづらさ」のある人に出会うことが多い.生きづらさのある人は,作業療法の対象者だけでなく,街のなかにも,あなたのそばにもたくさんいる.生きづらさのある人の理解と,作業療法は何ができるのかを考える機会とした
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