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お知らせ

中央社会保険医療協議会より「令和4年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」に関するご意見の募集がされることになりました。

期間: 令和4年1月14日(金)~ 1月21日(金)〔必着〕

詳しくは、厚労省ホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p20220114-01.html

一般演題を募集致しますので,多数ご応募くださいますようお願い申し上げます。
応募要領詳細は次のpdfファイルでご確認下さい.
第37回鹿高脳研お知らせと一般演題募集

鹿児島高次脳機能研究会
代表世話人 吉本 幸司

日 時:2022年4月22日(金) 18:30 ~(予定)
会 費:無料
開催方法 :ZOOM にて開催
参加申し込みに関しましては,作業療法士の方は鹿児島県作業療法士協会ホームページにてご案内いたします.

第32回鹿児島県作業療法学会演題募集開始

学会テーマ

チャレンジ  ~新しい時代に飛び立つ私たち~

開催日

令和4年8月27日(土)・28日(日)

会 場

西之表市民会館(鹿児島県西之表市西之表7612 ホール)

※対面開催とWEB配信のハイブリットでの開催予定。

内 容

現在、学会のテーマである「チャレンジ」に沿った企画をスタッフが知恵を絞って思案中です。

日本初の離島での作業療法関連学会は運営自体がチャレンジです。

そのチャレンジ(準備)の模様はInstagram、Twitterなどで配信していますので以下のアカウントを是非、お気軽にフォローしてください。

※アイコンをタッチするとリンク先に移動します。

演題登録詳細は以下のPDFファイルを確認してください。

download-otlife-button1

県協会研究倫理規定誓約書のダウンロード

 

演題登録はこちらから

令和3年11月13日に行われました公開講座のオンデマンド配信を開始致します。YouTubeでの配信となります。ぜひご覧下さい。なお、視聴期限は1月31日までとなります。

動画①

動画②

動画③

動画④

動画⑤

動画⑥

あきらめない心と作業療法 義手(失った片腕)が与えてくれたもの

~看護の仕事と水泳とバイオリン~

作業療法とは、その人がしたいと思う、日常生活の中での活動(作業)をとおして、それを実現させるにはどうしたらよいかを作業療法士が患者さんや利用者さんと一緒に考え、たとえ病気や障害から介護が必要になったとしても日常の生活行為や趣味、社会活動など作業活動に積極的にかかわることにより「ひとは作業することで元気になれる」という観点から支援をしています。

 

「あきらめない心と作業療法」

事故で片腕を失った伊藤真波さんが「伊藤さんらしさ」を取り戻した「作業」である、バイオリンの演奏をしていただきます。
さらに、演奏後の座談会では、作業療法士が義手というツールを使って、「伊藤さんらしさ」を取り戻すに至った働きかけについて紹介いたします。

このことを通して、作業療法士は、障害のあるなしに関らず、みんなが共に生活していける社会を作るために必要な職業であることを、みなさまに広く知っていただきたいと思います。

 

作業療法とは

作業療法士は,その人がしたいと思う作業(生活行為)を実現するために,その人と共に考え,共に取り組む医療専門職です.病気や障害があってもしたい作業(生活行為)を実現するためには,『あきらめない心と作業療法』が必要です!

私たち作業療法士は,「人は作業をすることで元気になれる」の観点を大切にして生活支援をしています.また,障害のあるなしに関わらず,みんなが共に生活していける社会を作るために作業療法が必要であることを,皆さまに広く知って頂きたいと思います.

 

あきらめない心

伊藤さんは,看護師を目指していた20歳の時に,右腕を失いました.バイクで実習施設に向かう途中での交通事故でした.「看護師になる夢すべてをあきらめなければならない.バイオリンも水泳もできない.」絶望の日々を送っていました.しかし,厚生労働省は上肢切断が看護師の欠格事項とはならないとの判断をし,そして,兵庫県立リハビリテーション中央病院で作業療法を開始しました.

できる!が増えていく日々.日常生活が自立した!水泳をしにプールに行けた!看護師になれた!作業療法士の「やってみよう」がバイオリンを弾く力をくれた!

伊藤さんは言います「作業療法で気持ちが前向きになれた」そして,「あきらめない心で今の私がここにいる!」

 

伊藤真波さんからのメッセージ

私は17年前に交通事故で右腕を失いました.それまでは当たり前に鉛筆を持ってレポートを書き,箸を持ち友達と一緒にお弁当を食べ,おしゃべりしながら自転車に乗り登下校をし,可愛くなりたいと必死ながらに化粧をし,当時の私は「当たり前が当たり前にある生活」を送っていた20歳の看護学生でした.右腕は治療の甲斐も無く腐敗し,毎日動かなくなっていく腕に失望する日々でした.復学が決まり,休学の期間に義手を作らなくてはいけないことになり兵庫県立リハビリテーション中央病院に行きました.最終的に「腕を切断する」ことも,「看護師になるための義手を作る」ことも自分で決めたはずなのに,始めのうちは心がついていかず,ただ毎日,下を向いて生きているだけでした.しかし作業療法士の先生方はそんな私の気持ちを知ってか知らずか,無理に私と義手をくっつけようとはしませんでした.それどころか自分の好きなことばかりさせてくれて,「水泳がしたい」と言い出した私を応援して下さいました.次第に私の心も変わっていきました.自分でできることが増え,遠ざかっていた「義手製作」に取り組めるようになりました.

看護師の私も,バイオリンを弾く私も,泳げる私がいるのも,全て私の「やってみたい!」想いを作業療法士の先生方が尊重して下さったおかげなのです.誰一人あきらめなかったから私は今笑顔で毎日前を向いて生活できています.

 

柴田八衣子(作業療法士)からのメッセージ

 伊藤さんの作業療法の関わりで,大切にしていたこと

入院当初は,伊藤さんが何を考えているか,何を感じているかをできるだけ深く読み取るよう配慮していました.20歳の若い女性が,作業療法に直向きにがんばる姿勢の中に,様々な葛藤があるのだと感じました.無理強いはせず,彼女の真の意向に沿えることは何なのかと絶えず考えていました.

装飾義手の製作,水泳を再開すること,能動義手のシステムのバージョンアップ,バイオリン用の義手の製作など,作業療法士として,伊藤さんの力を信じて一緒に挑戦することが私の楽しみでもあり,成長でもありました.

 作業療法士としてあきらめなかったこと

伊藤さんがどうしてもやりたいことや思っていることに対して,彼女の残存能力を最大限に活かして,そして,作業療法士としての「できる見通し」を立て,一緒に挑戦してみようという気持ちでした.そして,その挑戦に対して,時期や取り組むタイミングを計りながら着実に基盤づくりをすすめ,「やりたいこと」を達成することだと思います.そのために,主治医や義手を製作する義肢装具士,バイオリン教室の先生など,本当に多くの人に協力をお願いし,その力に支えられながら進めてきました.

大切なのは,作業療法士としての「できる見通し」を信じて,最後まで粘り強く,一緒に取り組むことでしょうか.

 

バイオリン演奏

今回の公開講座にて,伊藤さんにはバイオリン演奏を頂きます.

伊藤さんの奏でるバイオリンをぜひお楽しみください!