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「作業療法士による『遊び』と『生活動作』の実演・伝達講習会♪」を実施しました。

平成27年2月1日(日曜)に発達支援OTチーム研修会を開催しましたので報告します。

「作業療法士による『生活動作』と『遊び』の実演・伝達講習会」

日時 平成27年2月1日 AM:9時50分~12時  PM:13:30~16時(OTのみ)
会場 谷山北公民館
参加者 129名(外部:97名、OT32名)、当日キャンセル13名、キャンセル待ち50名ほど
ファシリテーター

峯戸松衛 氏

先成聖 氏

川路由里子 氏

福留さおり 氏

中村侑司 氏

矢野大輔 氏

研修概要

発達支援OTチーム研修会2015

午前の部では、『生活動作』と『遊び』についての作業療法士の視点からアイディアをそれぞれ3つずつ紹介をしました。

参加者は、児童発達支援事業所を対象に案内をしましたが、それ以外に、放課後等デイの事業所から、保育士や指導員、音楽療法士・PT・ST・Ns・学校の教諭と様々な職種の方の参加がありました。

 

発達支援OTチーム研修会2015-2

反省点として、開催時期について、研修では時間の関係上質疑応答が十分にできなかったことなどがありました。

また会場の定員人数によりキャンセル待ちが約20件(50名ほど)生じてしまいました。

アンケート結果からも、来年度のパイロット事業による研修を期待している声が多く聞かれました。
(学術部:発達支援OTチーム)

参加者からのコメント

午前の部

作業療法士として発達分野での経験が浅い私が率直に感じた事、それは「とても分かりやすい!」でした。
「日常生活動作」のテーマにつきましては、支援の方法や「なぜ出来ないのか?」をより一層深められるよい機会になりました。
また、「遊び」のテーマでは、遊び=発達機能の促進、であるという意味である事。遊びが子どもにとってどのような意味を持つのか、それを通して私たちがどのような目的で、どのような発達機能を促進したいのかをしっかり考えて子どもと接していく必要があると感じました。
今回のような貴重な講習会がありましたら、是非また参加をしたいです。

午後の部

少人数グループでのディスカッション形式は意見が出しやすく、遊びや生活動作の一つ一つをじっくり考えられるので、毎回自分にはない視点や展開を発見できます。
今回は専門用語を使わない表記を考える目的もあったので、普段の治療でご家族の方にフィードバックする際の伝え方の参考になりました。
自分の考えた案に改善点を見いだせたり、それぞれの先生方が経験された事例もじっくり聞くことができる、貴重な機会だと思います。参加して良かった!と心から感じた研修会でした。
(福田病院 作業療法士 黒木圭子・光井万扇)